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投稿詳細
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先日は「タモキシフェンの服用の継続について」(NO.13693)に対して、ご回答ありがとうございました。
今回は、もう一点悩んでいることについてご意見を伺いたいです。
浸潤性乳管癌の診断を受け、術前化学療法(DHP、EC各4回ずつ)、乳房全摘手術(残存なし、リンパ転移なし)、術後HP14回を終え、現在ホルモン療法としてタモキシフェン服用中の42歳です。
〈治療前の病状〉
ステージ2A、浸潤がん21mm+非浸潤がん40mm、ER90%、PgR60%、HER2 3+陽性、Ki-67 70%
挙児希望で、治療前の40歳の時点で7個の受精卵凍結をしています。
しかし、5年のホルモン治療を終えてから移植をするとなると、移植時で47歳になってしまいます。
そこでホルモン治療の中断を検討するため、主治医よりポジティブ試験の説明を受けましたが、
この試験の対象者は、HER2陰性であること、また抗がん剤治療を必要としない早期かつ予後のよい見込みの方のみが対象になっているため、私には直接当てはめることはできないと言われました。
そこで、ポジティブ試験に準じて考えるとして、
2年~2年半で中断+ウォッシュアウト6月で、44歳~45歳で胚移植のチャレンジをしてみては?と言われていました。
その後、別病院の婦人科医(IVF出身)より、それでは遅い(妊娠出産は厳しい)のでは?と言われ、
主治医とよく相談するようにとアドバイスをいただき、もう一度主治医に相談したところ、
術後の病理結果で残存なしだったことをふまえ、そういうことなら1年半で中断+ウォッシュアウト3月でいいかも(43歳で移植)との回答がありました。
なお、別の乳腺外科医からは、妊娠出産は再発リスクを上げないことがわかっていることにより、妊娠したいならすぐにでもホルモン治療を中断すべきとの意見もいただきました。
この辺りは自分で決めていくことだと思いますが、先生方は、どのような患者に中断をすすめる(許可する)のか、またそのタイミングについてどのような基準で判断をされるのか、気になっています。
年齢を重ねて妊娠・出産が難しくなるだろうという焦りから早く胚移植したい気持ちと、
再発への不安から治療を疎かにしたくない気持ちがぶつかっています。
先生は、私の場合(上記病状や治療結果)でも中断してよいものか、また、治療中断のリスクについてどのように思われますか?
また、仮に中断するならば最良のタイミングはいつとお考えになりますか?
実際に診ていただいているわけではないので、回答しづらい点はあると思うのですが、これまでの小経験上どのように考えられるのか教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
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