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ピンクリボンブレストケアクリニック表参道では乳がん検診、乳がんの精密検査、マンモトーム生検、乳腺に関するいろいろなお悩み相談にも対応しております。
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投稿詳細
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妻が乳がんと診断され温存手術をしました。手術前の診断では、しこりの大きさが4.8cmと大きいけれど、MRI等の検査では転移も無く、ステージ2aもしくは、2bであり、いわゆる早期発見ですと説明を受けました。手術と共にセンチネル生検をし、検査結果を聞きに行きましたら、癌の大きさは3mm程度で、T1aと言われました。ネットで調べるとこれは、ステージ1ということの様なのですが、しこりが大きくてもT1aとか、2aだと思ってたけどT1aとか、普通にあるものなのでしょうか。
役に立った! 0たば様
ご相談ありがとうございます。
術前の腫瘍の大きさは一般的には、マンモグラフィや超音波検査、そしてMRIなどの画像診断で推測をします。
がんの進行度(ステージ)を決める因子には、腫瘍の大きさ、リンパ節転移の有無、他の臓器への転移の有無などがあり、特に腫瘍の大きさのことをTとして示します。
術前の画像診断、特にMRIでは造影剤で染まった範囲が腫瘍の範囲と診断されることが多いのですが、特に閉経前の方などは正常の乳腺が造影剤で染まったり腫瘍の周辺に炎症反応があると実際の腫瘍より造影される範囲が大きく表示されることもあります。
このような場合は術前の評価より、術後の病理検査の結果実際の腫瘍の大きさがもっと小さかったということも実際によく経験されることです。
術後の病理検査で判明した腫瘍径が本来の腫瘍の大きさとなります。
幸い奥様の場合は術前の評価より、実際は腫瘍がかなり小さく、ほんの3ミリとのこと、本当に良かったですね。
奥様にもこれがとても、よいお知らせであることを是非お話しし、この結果をふまえて、今後の薬物療法などについて主治医の先生と良くご相談して決めていくことをお勧めします。
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