2017年8月15日よりマンモグラフィ装置が新しく入れ替わります。
丸みを帯びた形状と美しいデザインにより、患者様の不安や負担を和らげる機能性を備えた,日本でまだ数台しか設置されていない最新型のマンモグラフィ装置(GE社製 Senographe Pristina )です。
これまでのマンモグラフィ装置の機能に加えての3D撮影(トモシンセシス)も可能となりました。3D撮影では、1回の撮影の中で9回に分けてX線ガントリーを少しずつ動かし撮影し、これによって乳腺と病変を分離したより鮮明な画像を得ることが出来ます。
高濃度乳房など、乳腺が発達している日本人に多いタイプの乳房においては白い乳腺の中に腫瘍も白く描出されるため、腫瘍の検出が通常のマンモグラフィ単独では難しい場合がありました。
しかし、3D撮影を追加することによって、腫瘍や微小な石灰化が乳腺と分離され明瞭に描出することが出来ます。
さらに、従来型の3Dマンモグラフィに比べSenographe Pristinaでは被曝量も低く抑えられ、
通常のマンモグラフィ撮影とほとんど変わらない被曝線量で撮影することが出来ますので、安心して検査を受けて頂くことが出来ます。
3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)でのマンモグラフィ撮影は2017年8月15日以降の精密検査の場合、および検診受診でご希望の方もオプション検査としてお受けいただけます。
機械の特性や、検診の詳細についてはこちらのHPで引き続きご案内いたしますので、どうぞご期待ください。
画像提供 GEヘルスケア株式会社
(出典:GEヘルスケア株式会社 HPより)
3Dマンモグラフィ装置の詳細については下記よりご覧いただけます。